やさしさと勇気を求めてPEACE Riders Marine Baseへ

たかひろ
たかひろ

どうもピロです。こんな時代だからこそ優しい人になりたいと思い、優しい人に会いに行ってきました。

石川県能登町には全国のライダー御用達の、PEACE riders marine base(ピース・ライダーズ・マリンベース以下ピース)というお店がある。オールドアメリカンな雰囲気のお店はランチ・キャンプ・グランピング・ドミトリーと食事も宿泊もできる旅人にうれしい施設だ。

マリンベースの理由

店名と雰囲気からバイク好きな店主が始めたお店なのは想像できるのだが、マリンベースという文字には一瞬戸惑う方も多いと思う。

ピースの前の海岸は磯(いそ)なので、はだしで歩けるような砂浜はない。しかしこの磯(いそ)の海を子供たちは楽しそうに泳ぎ、見よう見まねで素潜りを覚えるという。自分が子供の頃、無我夢中で遊んだ海から多くのことを学んだのを知った今だからこそ、自分のお店はマリンベースにしたかったのだ。

そのため物件に出会うまで2年以上を費やしたそうだが、店主の話を聞けば聞くほど今のピースの立地は店主の考えるコンセプトにハマっていると思った。

ピースでお酒を飲む

実はピースはのとりっぷの事務所から5分ほどの場所にあるのでバー感覚で利用させてもらっている。今日も仕事終わりにアマ・メハギと一緒にピースを訪れた。ちなみにアマ・メハギは能登地方に古くから伝わる妖怪ではなく、うちの社員だ。3度の飯よりも酒が好きなアマ・メハギは翌日の2日酔いの匂いよりも、これからお酒を飲みに行く雰囲気に嗅覚が働くやつだ。

この日も突然「今日どこか行くんだ?」とか言い出すからビビッてばれてしまい、メハギをカメラマンとして2人で飲みに行くことになった。

ピースに閉店はない

ピースにつくと巨漢のライダーが1人ジントニックを飲んでいた。カウンターの椅子ぶっ壊れるんじゃねーかっていうくらいの巨漢だ。

ふだんこんなでかい人を見たら少し怖いが、大丈夫、ここはピースだ!バイクをこよなく愛する人のたまり場であって、遠い所から半島の先っぽまで来てくれた人だから何も怖がることはない。とはいえまだしらふ、まずは渇いた喉にビールを流し込むことが先決だ。

テーブル席に座ると店主が顔を出し「お疲れ!仕事遅かった?」と言うのでメハギがお泊りセット取りに家に帰った事で遅れてしまった事を伝えた。メハギは既にビールを頼んでいる。

仕事の後ののビールはうまい!あっという間に2杯飲んだ所でつまみを頼む。 おつまみは柳田とうふのサラダ。僕はふだんマヨネーズやバターやドレッシングのかけ過ぎに関して嫁の厳しい監視下にあるので、ピースのドレッシングかけ放題は本当に優しい。

メハギも僕の飲むペースについて来るから大したもんだ。酔いが回ってきた所でカウンターの大きい人に「どちらから来られたのか」と話しかけてみた。

関東から来られたライダーさんはピースの常連。ライダーは半島に行きたくなるとか、結構アニメ好きが多いとか、ライダー目線でのいろいろな話を聞くことができて楽しかった。

さて、時計の針は23時を回りそろそろメハギの目がヤバい。僕のペースで飲んでいるのだから仕方がない。朝から晩まで店に立つ店主にも申し訳ない。店主に部屋の案内をしてもらい床に着くことにした。ちなみにピースに閉店時間もラストオーダーもない、飲みたいだけ飲んで良いし、食べたいだけ食べていて良い。

ピースに泊まる

バーを出て廊下を歩くと僕の部屋があった。ベッドルームを予約したのだがメハギが来ることになったので部屋を変えた。
僕は家にコアラマットがあるにも関わらず寝袋で寝たりするほど寝る場所にはこだわらない。睡眠を重要視する癖に寝る場所を選ばないのが強みの1つだ。どんな場所でもぐっすり眠ることができる。

アメニティ完備

今日泊まることを事前に嫁に伝えていた僕は前日の内に今日のお泊まりセットを用意していた。
しかしあろうことかバッグを玄関に置き忘れ、着の身着のままピースに来てしまったのだ。
僕はコンタクトなのでつけたまま寝るのはきつい、しかしピースにはありとあらゆるアメニティがそろっているので、うっかり忘れてしまっても大丈夫だ。

お風呂はいつでも沸いている

お風呂は24時間いつでも沸いている。この日泊まったのは3人だけだったので小さい方のお風呂だったけど、大人数が泊まるときは大浴場を開放するらしい。夜遅かったのでこの日は入らず朝入ることにした。

ピースで朝食を食べる

寒かったのでお風呂に入ることにした。時間は4時、当然僕が一番風呂だ。メハギはどうせギリギリまで起きてこないだろう、あいつは風呂に入らず出社だ。

バーに行くと猫のまさおがお出迎え。外を見てるのでドアを開けたが出る気配がない。おじさんもメハギも来ない、テーブルでPCを立ち上げブログを書く。店主は料理の支度中、朝食は2人分作ってしまっているのでメハギを起こすか?と聞かれたが7時まで放っておくことにした。

1人きりのバーで音楽を聴きながらブログを書く、波の音に交じって時折まさおの鳴き声。ゆったりとした時間を独り占めしているのは心地が良い。7時になりメハギが起きてきた。どうやら風呂にも入ったらしく誇らしげに現れた。「お風呂に入りましたー?何かお湯が減ってたからー、ピロさんも入ったのかなーって」あんなに飲んでも朝風呂できる時間に起きたアピールだ。

ピースの朝食はボリュームが凄い

メハギをスルーしていよいよお待ちかねの朝食だ。
ピースの朝食は豪華だ。ベーコンは分厚いし卵はトロトロ、パンとサラダとスープとチーズの乗ったビーフシチューのようなものもついて1,000円。

2日酔いのメハギにはキツイだろうなと思いつつ、朝風呂アピールしたメハギは平然を装いもりもり食べている。
会社は8時出社なのでピースを7時50分に出れば問題ないが、今日は週に1度の週例会議の日だ。
メハギはこんなんだがそこそこ偉いので、偉い人に課せられた発表義務がある。こんな状態で大丈夫かと心配したがしっかりと切り抜けていたから大したものだ。

まとめ

バイカーの店主が「バイカーは旅先でブーツを脱いだらもうどこにも行きたくないもの、だから食事も風呂も洗濯も寝る場所も作りたかった」というピースは正に入店したら全てが完結する場所だ。店主はいつまでもお酒や飲み物を出してくれるのでラストオーダーや閉店と言う概念がない。

店主の原動力は優しさ、お客様のためにできることは全力で実行する。コスパとかそういうんじゃなく、お客様目線でピースの在り方を表現しいる。ここではお客様のためにできているのかな?というのが共通言語、この世界観は今の時代は再認識の必要があると思った。